妊娠中のリレンザの服用

インフルエンザの罹患に効果があるリレンザ

インフルエンザは、過去においては対処療法しかありませんでしたが、現在においてはいくつかの抗インフルエンザ薬が登場しています。抗インフルエンザの効果によって予防や治療ができ、その内容においても大きな進歩を見ることができます。現在、抗インフルエンザ薬としては4種類があり、それは、タミフル、リレンザ、イナビル、そしてラピアクタとなっています。全ての抗インフルエンザ薬がノイラミニダーゼ阻害薬のカテゴリーに入っており、細胞内で増殖したインフルエンザウイルスが細胞外に遊離するのを阻害する効果を持っています。どの薬剤もA型やB型に対応する効果を持ち、ウイルスが体内で増殖するのを防いでくれますが、使用方法としてはウイルスが増殖し切る前に使用することが重要となります。また、罹患して発病をしたら2日以内に投与することも、使用する上では大事なこととなります。
中でも、リレンザは10歳以上のインフルエンザ罹患者に良く使用されますが、吸入する種類の薬剤であるためにあまり小さな子には不向きといえます。リレンザは、タミフルが10代に異常行動の発現リスクが高いといわれることから、その代替薬として用いられていますが、添付書類においては、4歳以下の幼児に対する安全性は確立していない、と記載されており、使用する場合には注意が必要となります。他にも、添加物に乳糖が含まれるため、乳アレルギーのある人は注意をすることも記載されており、罹患者は自分の状態に関して知っておく必要があります。かつて、同じ種類のタミフルによる異常行為が報告され、抗インフルエンザ薬の使用が問題となりましたが、現在においては、全ての抗インフルエンザ薬において注意が喚起されています。
リレンザは、インフルエンザに罹患していなくても予防薬としても使用することができます。ただ、予防投与に関しては保険の適用がないために自費診療の扱いとなります。